ねじばな (捩花)
学名 Spiranthes sinensis var. amoena 日本名 ネジバナ 科名(日本名) ラン科 日本語別名 モジズリ(捩摺)･モジバナ、ヒダリマキ、シンコバナ 漢名 綬草(ｼﾞｭｿｳ, shòucăo) 科名(漢名) 蘭(ﾗﾝ,lán)科 漢語別名 盤龍參(ﾊﾞﾝﾘｮｳｼﾝ,panlongshen) 英名 Chinese ladies' tresses
| 2012/08/05 茅野市北山 | |
 Click & enlarge. |
 Click & enlarge. |
| 2008/08/29 群馬県 浅間高原 | |
 |
 |
2004/05/08 跡見学園女子大学新座キャンパス
2004/06/14 同上
| 2005/06/13 同上 |
 |
シロバナモジズリ f. albescens 2005/07/07 同上
| 辨 | ネジバナ属 Spiranthes(綬草 shòucăo 屬)には、約34-50種がある。 アメリカネジバナ S. cernua ハルネジバナ S. flexuosa(S.himalayensis) ホンコンネジバナ S. hongkongensis ネジバナ S. sinensis ナンゴクネジバナ subsp. sinensis(綬草)『中国雑草原色図鑑』356 琉球･臺灣･中国南部･熱帯アジア･オセアニア産 ネジバナ subsp. australis(S.sinensis var.amoena, S.amoens, S.australis) シロバナネジバナ S. suishanensis(S.nivea) |
| ラン科 Orchidaceae(蘭 lán 科)については、ラン科を見よ。 | |
| 訓 | 和名は、ネジバナもモジズリも、花序の捻れたようすから。 (『古今和歌集』『百人一首』で有名な「みちのくの しのぶもぢずり」とは、直接の関係は無い) 漢名の綬は、官印･勲章などを身に着けるための組紐、これも花序のようすから。 |
| 小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)に、「モヂズリグサハ一名ネジバナ シンコバナ筑前 ヒダリネヂ羽州 ヒダリマキ江州 ニジグサ同上 キツネサゝラ水戸」と。 | |
| 説 | 北海道･本州･四国･九州･琉球･臺灣･中国･インドシナ･マレシア･ニューギニア･オーストラレシア･ヒマラヤ･インド･イラン･イラク･カフカス･極東ロシア･モンゴリア･シベリア･ヨーロッパロシアに分布。 |
| 誌 | 中国では、根･全草を薬用にする。 |
| 『花壇地錦抄』(1695)巻四･五「草花 春之部」に、「もぢずり 中末。花むらさき、四五寸ばかりの小草」と。 |
| 跡見群芳譜 Top | ↑Page Top |